フライタイイング の基礎

ウェットフライにはタグと言われる部分がある。シャクの終わりからベンドの始まり辺りでキラッと光るあの部分。ティップとも呼ばれるが、それはフロスで巻いたものを指す場合が多いみたい。今回はフラットティンセルでタグを巻く方法。

３つ有る巻き方で実は１番難しいと思う巻き方。順巻きで取り付ける方と、スレッドを逆回転させる巻き方がある。ここではスレッドを逆回転の方法と、苦肉の策のもう一つの、方法を試してみた

ウェットフライのウィングはアップライト、セミフラット、フラットと大きく分けて３種類ある。今回はセミフラットの巻き方。ふくらみのあるウイングが巻けると、フライに生命感が宿って、かっこいい！

クイルウィングの角度をある程度コントロールるすための方法として補足。

ウェットフライを巻き始めると誰もがぶつかる関門。ここで躓く人も多いはず。感覚的な事が多いので説明も難しくて教えてと言われてもコツを伝えてずらいのも難しさの要因だとおもう。基本的には数を巻くしか無いと思うが、少しでも参考になるように。

フックシャンクの任意の場所にマテリアルを巻き留める最初の一巻き目。

ドライフライやウェットフライにも、ゴールデンフェザントのティペットをテイルに持つフライは多々ある。でも、バラけやすいので、タイイングビギナーの頃にはきれいに整えて巻くのは苦労する部分だと思う。でも、ちょっとしたコツで簡単に出来る。

ピーコックハールは強いマテリアルではないので、魚を釣ると魚の歯やフォーセップで切れて、せっかくのピーコックのボディが直ぐに壊れる。そんな時の一手間。見た目の綺麗さは無いが、ピーコックボディとしての存在感はある。丈夫なテレストリアルパターンを巻く場合はこれで充分。歯で切れてもほどけないし、飛び出たハールはラインカッターでカットすればまた使える。

ピーコックの右側のハールを使う場合の巻き方。フリューの使いたい所が左側とは逆になるので、巻きも、向きも変わってしまう。

テレストリアルフライに欠かせないマテリアル。希少マテリアルじゃなくて良かった。ウェットフライのボディに使ってもその魅力は変わらない。

一般的なダビング材でのボディの巻き方。ダイレクトダビングとも言われたりします。スレッドに直接ダビング材を撚り付ける方法。

youtubeのDavie McPhail氏のチャンネルでやっていたブロンズマラードの止め方。凄く簡単そうに止めてたので試しにやってみたら、本当に簡単だった！しかも立体的でかっこよくウィングが止められる。

マラードウィングを二枚重ねてそのままフラットウィングに取り付ける方法。

ロールドウィングと言われる取り付け方。

ダビングと同時にテイルをきれいに簡単に分けて取り付けるタイイング 方法