スチールヘッドを釣る為の有名なフライパターン。生まれはイギリスなんだとか。エビを模しているらしい。オリジナルがどれか分からないほど、巻く人によって個性があるようだ。
タイイングの手順
	
長いテイルを留める。ここではアークティックランナー。本来はバックテイル。

リビング用のゴールドオーバルディンセルを留めて、オレンジのダビング材でボディを巻く。

ハックルをアイ側に留めて、テイルの方向へ巻く。アイ側は3回ほどまだ巻いて、後は一回転ごとに後ろに。ダンケルドのボディハックルの巻き方と同じ。

ハックルはディンセルで押さえて、そのままハックルを抑えながらアイまで巻く。

ティンセルをジグザグに揺らしながら巻くと、ハックルを巻き込みづらい。でも、巻き込んだら後からボドキンで掻き出す。

ハックルの前に少しダビング材を巻く。
こうすると、この後巻き留めるフェザーが巻き留めやすくなる。

先ずは、ゴールデンフェザントのティペットフェザーを写真のように整形してからアイの後ろに留める。ファイバーを巻き込まずにストークだけを巻く事。
ストークはフェザーの面に対して縦長になっているので、そのまま巻き留めるとクルッと回転して、フラットに留まらない。ストークを硬い物で潰して、平にすると少し巻きやすくなる。

続いて、ゴールデンフェザントボディフェザーの赤い羽を2〜3枚重ねてフラットに留める。ダビング材を土台にしているので、ストークの座りはいいはず。

フェザーを留めたら、スレッドをウィップフィニッシュする。

ヘッドを赤のバーニッシュか、なければアルコール系のペンで着色して完成。

ティペットの黒い所が目のように見えたら、らしく見える。
				
       
      
      
      
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